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うつと腎の弱りについて

お正月休みも終わり仕事が始まりますね。休み明けの憂鬱な方も一考です。

 漢方理論によりますと、人間の表に出てくる症状はすべて、体内の五臓六腑と密接な関係があり、 更に症状がある程度長期に及ぶと別の症状症状つまり神経症状等が現れてくるものです。 例えば、頻尿や全身の浮腫などは直接的には、腎臓や膀胱の変調により現れてくるものですが、 同時に精神面では、物事に対して恐れやすくなどの神経症状も現れてきます。 次に、胃の症状が現れる背景には胃腸の変調が長時間続いたことなどが考えられ、 「胃は憂う」「大腸は悲しむ」というような症状が現れます。 更に、胃の症状を放置しておくと、やがて肝臓の症状が現れるようになって、 時々意味もなく怒りの感情がこみ上げてきたりするものです。  以上より、内臓と精神症状とは密接な関係があり特に胃の弱りとうつ症状は同時に現れます。 又、腎は「先天の気」といわれ、体質的な要素も強いので、 長期的に自分でできるツボ療法として、 合谷(大腸)・足三里(胃)のお灸や指圧を心がけてください。

うつ病の薬には抗炎症剤が含まれるそうです。炎症を抑えるツボとして手三里があります。ここにもお灸や指圧をしてみてください。自分の体の中から抗炎症作用が副作用なく働きます。 なお、「腎は夜作られる」といわれますので、夜更かしをせず充分な睡眠を心がけてください。


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